表面加工でパッケージの付加価値を高める。

パッケージには、様々な表面加工を施せます。
質感に変化を加えるもの、耐久性を高めるもの、キズから保護するものなど、見た目以外にも様々な効果が期待できます。

様々な表面加工

OPニス

一般的なニスです。賞味期限など印字がある場合は、版を作成してニスをはずします。そうしないと、ニスに弾かれてきれいに印字できないからです。

マットニス

光沢を抑えたニスです。比較的安価で加工できます。キズがつきやすいのが難点です。

プレスコート

熱プレスして平滑性や光沢を出す加工方法です。表面が滑らかでOPニスより強い光沢が出せます。

UVクリア

強力な紫外線を照射することで溶剤を瞬時に硬化乾燥させ光沢を出します。印刷機に装置を設置して加工するので、短納期の商品に向いています。

PP

紙の表面にフィルムを貼ります。耐摩耗性、耐水性に優れています。窓を開けた状態でフィルム貼りができるので、中の商品を見せたい箱に最適です。

マットPP

マットニスより光沢を抑えて表現になり、高級感を演出できます。高価でキズがつきやすいのが難点です。

素材別比較表

紙の種類 コストランキング 質感 耐摩耗性 ニス版作成
OPニス 1(安い) やや光沢 有
マットニス 2 つや消し
プレスコート 3 光沢 有 ×
UVクリア 4 ツルツルで強い光沢 有
PP 5 ツルツルで強い光沢 有 ×
マットPP 6(高い) つや消し × ×

その他特殊加工

擬似エンボス加工

2種類のニスを使用し、凹凸をつくることでエンボス調の浮き出し効果を出します。

箔押し

金属の型を作成して紙の上に転写します。高級感の演出に適しています。